ところクリーニングは、先代、所建次が、中学を卒業した次の日から、岐阜の島円クリーニングに住み込みで8年間修行した後、昭和42年3月13日に、揖斐川町の自宅を改造し、開業してから今日に至ります。
ところクリーニングが揖斐川町で開業して50年。
今なお、自宅を改造した小さな工場で、少数の職人たちが、コツコツと当たり前の作業を繰り返し、今では8店舗のチェーン店となりました。
クリーニングのチェーン店と聞くと、多くの方が「安かろう、悪かろう」のクリーニングを想像されます。
「安かろう、悪かろう」は一般的なイメージですが、 多くのクリーニング店が、経営効率を求めて、「流れ作業のクリーニング屋」にシフトしているのは確かです。
ところクリーニングも店舗展開するに従い、「流れ作業のクリーニング屋」にシフトする分岐点に、幾度と無く差し掛かりました。
経営効率を短期的に求めるのであれば、 「流れ作業のクリーニング屋」がベストですが、長期的に地元に根付いて商売を続けていくには 「職人としてのクリーニング屋」であり続けなくてはなりません。
しかし、クリーニング屋の基本である「職人」としての仕事は効率が悪く、すぐに利益に直結しません。
魔法のように、「どんな汚れも、落とせます」「どんなシワも、のびます」と、言う事ができれば、どんなに楽でしょう。
しかし、クリーニングに魔法はありません。 少数の職人たちが、コツコツと当たり前の作業を繰り返し続けた結果が、 今日の「ところクリーニング」でございます。
これからも、コツコツと当たり前の作業をこなす文化を守り、職人としてのクリーニング屋であり続けることをお約束し、あいさつに代えさせて頂きます。
クリーニングのところ
代表 所 幸孝